香港グルメで欠かせない飲茶。しかし、飲茶は大人数のイメージもあり、一人旅行だから…と飲茶を避けている方もいるかもしれません。
一人での飲茶は気が引ける方も多いと思いますが、今回紹介するお店は広東語や英語が話せない私一人でも訪問できた太鼓判を押せるお店ばかりです。
私が一人でもよく行く気軽に入ることができるおすすめの飲茶レストランを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
香港一人旅でも気軽に入ることができる飲茶レストラン
一人用飲茶セットが充実している「鼎點1968(Ding Dim1968)」
セントラルにある「鼎點 1968」は、一人用の飲茶セットがあり、おひとり様には強い味方です。数種類の点心が2つずつ入ったセットが何パターンかあります。
2018年4月にSOHOからランカイフォンへ移転したこともあり、お客さんは欧米人が多く、お昼時はスーツ来たサラリーマンらしき人も多く見かけます。
◆メニュー
メニューは一部写真付きで日本語表記があります。一人用の飲茶セットがおすすめです。(C1~C6のセットがおすすめです)
◆値段
一人用のセットは85ドル(約1200円)
◆アクセス
お店 | 鼎點 1968(Ding Dim 1968) |
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住所 | G/F, 59 Wyndham Street, Central |
行き方 | 中環(セントラル)駅D2出口から徒歩6分 |
時間 | 月~木・日11:00~22:00、金土11:00~23:00 |
飲茶初心者にもおすすめ!私が一押しする飲茶店「一點心(One Dim Sum)」
2012年ミシュランをとったこともある有名店です。
店内が小さいため、週末のお昼になると順番待ちの方がたくさん。しかし、ここは即席の一人用の席があるので、一人の場合は割とすぐに通してもらうことができます。
受付番号をもらうスタイルなので、番号札をもらったら、あとは近くにあるフラワーマーケットで時間をつぶしたらいいかと思います。欧米人観光客が多いこともあり、お店を仕切っているお兄さんは英語が話せます。番号を呼ぶときも、広東語・中国語・英語で呼んでくれます。聞き取れない人にはわざわざ番号確認までしに来てくれるほど、優しい店員さんばかりです。
◆メニュー
メニューは写真付きで日本語表記があるため、飲茶初心者のかたにも安心です。
◆値段
予算は50~70ドル(700~1,000円)以内
- エビの蒸し餃子:27ドル
- 蟹シュウマイ:26ドル
- 春巻き:18ドル
◆アクセス
お店 | 一點心(One Dim Sum) |
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住所 | G/F, Kenwood Mansion, 15 Playing Field Road, Prince Edward |
行き方 | 太子駅A出口から徒歩2分 |
時間 | 10:30~00:30 |
深夜も営業している「點點心點心專門店」
「點點心」は香港に5店舗(旺角、灣仔、ホンハム、佐敦、沙田)に展開し、現在は台湾や中国上海にも支店がある人気レンストランです。伝統的な点心から創作点心まであり、メニューが豊富です。
旅行者にとって嬉しいのが、深夜までオープンしていること!店舗にもよりますが、旺角、佐敦、灣仔店は深夜まで営業しているので、深夜便で帰る前や夜食に飲茶を食べるのもおすすめです。
◆メニュー
メニューに写真はありませんが、日本語表記があります。ホームページには写真付きで点心のメニューが載っているので、メニューが分からないかたは、ホームページをご確認ください。
◆値段
予算は50~100ドル(700~1,400円)以内
- エビの蒸し餃子:32ドル
- 蟹シュウマイ:31ドル
- エビ入り春巻き:27ドル
◆店舗
旺角店 | G/F, 112 Tung Choi Street,, Mong Kok |
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灣仔店 | G/F, 7 Tin Lok Lane,, Wan Chai |
佐敦店 | G/F, Man Wah Building, 23 Man Ying Street, Jordan |
紅磡店 | G/F, Kai Fu Building, 99Dock Street, Whampoa Estate, HungHom |
沙田店 | Shop 108, 1/F, Citylink, 1 Sha Tin Station Circuit, Sha Tin |
上環で一人飲茶するなら「聚點坊」
中環~上環あたりで一人で気軽に飲茶をするなら「聚點坊」がおすすめです。近くには有名店「蓮香楼」がありますが、ワゴンへ取りに行くスタイルなため一人だと荷物の心配があったり、あわただしい雰囲気があるため初心者には不向きです。
「聚點坊」はオフィス街にあるため、ランチ時間は行列のできる人気店ですが、14時以降はスムーズに入店することができます。オフィス街ということもあり一人客が多いため、相席になることが多いですが、気にせず香港スタイルを楽しみましょう。
◆メニュー
日本語メニューもありますが、声をかけないと持って来てくれません。テーブルに敷いている紙のテーブルマットには写真と点心の名前が書いてあります。
◆値段
予算は50~70ドル(700~1,000円)以内
- エビの蒸し餃子:31ドル
- 蟹シュウマイ:28ドル
- 春巻き:20ドル
◆アクセス
お店 | 聚點坊點心專門店(Dim Sum Square) |
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住所 | G/F., Fu Fai Commercial Centre, 27 Hillier Street, Sheung Wan |
行き方 | 上環駅A2出口から徒歩4分 |
時間 | 10:00~22:00 |
世界一安く食べることができるミシュラン「添好運」
言わずと知れた有名店「添好運」。香港の有名ホテルでミシュラン3つ星を獲得したシェフがよりカジュアルな点心のお店を作りたい、とオープンし、そのお店もミシュラン一つ星を獲得し話題となりました。香港内には7店舗あり、今では台湾、日本、ハワイなど世界にも多くの店舗を構えており、大人気のお店です。
2018年ミシュランを獲得しているのは深水埗(Sham Shui Po)店のみですが、どこの店舗も美味しいため、いつも多くの人が並んでいます。旅行者には、ifcショッピングモールにある香港駅内(エアポートエクスプレス直結)の店舗が一番アクセスがいいと思います。
※追記:2019年ミシュラン一つ星獲得したのも深水埗(Sham Shui Po)店のみ
◆メニュー
メニューに写真はなく、英語表記のみですが、テーブルの上に敷いている紙のテーブルマットには代表的な点心の写真と点心の名前が書いてあるので、そこから選ぶことをおすすめします。
◆値段
予算は50~100ドル(700~1,400円)以内
- エビの蒸し餃子:34ドル
- エビシュウマイ:34ドル
- 春巻き:33ドル
◆店舗
深水埗店 | G/F, 9-11 Fuk Wing Street, Sham Shui Po |
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中環店 | Shop 12A, L1/F, Hong Kong MTR Station, Central |
奥運店 | Shop 72, G/F, Olympian City 2, 18 Hoi Ting Road, Tai Kok Tsui |
北角店 | G/F, 2-8 Wharf Road, Seaview Building, North Point |
將軍澳店 | Shop 49, G/F., PopCorn 2, 9 Tong Yin Street, Tseung Kwan O |
西九龍店 | Shop 1, Level B1M, HK West Kowloon Station |
《番外編》食べ歩き「祥興記上海生煎包」
飲茶するほどお腹は空いていないけど、軽く何か食べたいっていうときは焼き小籠包「祥興記上海生煎包」へ。ここは香港内に6店舗もあり、とても人気です。残念ながらイートインコーナーはなく、お持ち帰りやカウンターで立って食べるスタイルなので、待ち時間もそれほど必要ありません。
この焼き小籠包は、肉汁がたっぷり!かじる度に肉汁が飛ぶので注意しましょう。普通の焼き小籠包の他に、黒トリュフ入りや蝦入りなど種類も豊富です。また焼き小籠包以外にも麺やスープなども販売しています。ぜひ街歩きのお供にいかがでしょうか。
◆値段
- 焼き小籠包(4個):32ドル
- 蝦入り焼き小籠包(4個):38ドル
- 黒トリュフ入り小籠包(1個):16ドル
◆店舗
尖沙咀店 | Shop 6A, G/F, 48 Lock Road, Tsim Sha Tsui |
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旺角店 | Shop 10, G/F, 3-5 Fa Yuen Street, Mong Kok |
荃灣店 | G/F, Cheuk Ming Mansion, 2 Hau Tei Square, Tsuen Wan |
中環店 | Shop 1A, G/F, 52-60 Lyndhurst Terrace, Central |
灣仔店 | G/F, 76 Thomson Road, Wan Chai |
天后 | G/F, 13-41A Electric Road, Tin Hau |
一人飲茶のすすめ
香港には点心専門店がたくさんあり、朝から深夜まで飲茶を楽しめる環境です。せっかく香港旅行に来たのに「一人だから」という理由で香港の美味しい飲茶をさけるのはもったいないです。
飲茶本場の香港で、ぜひ一人飲茶を堪能してくださいね。
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