香港国際空港からバスで移動するメリットデメリット、路線図、料金、時間まとめました

2019年1月29日2020年2月28日

香港空港から市内への移動手段ですが、実は電車(エアポートエクスプレス)やタクシーよりもバスのほうが便利な場合があることをご存じですか。バスは安いだけがメリットで、基本時間をロスしてしまうイメージがありますが、ホテルの場所など行き先によってはバスが1番早く到着することがあります。

今回は香港空港からのバスを利用する際のメリットデメリットやバスの方が便利なホテル、バスの路線図、時刻表、料金や時間などをまとめました。

バスに乗る際の注意点、豆知識をまとめています。

香港空港から市内へ行く手段

こちらの記事では、それぞれの交通手段の比較をしています。

九龍駅や香港駅にあるホテル以外の方は、電車(エアポートエクスプレス)を利用した場合、駅を降りてからタクシーや無料シャトルバスを利用する必要があります。

しかし、ホテルの目の前にバスの停留所がある場合は、乗り換えも必要ない上、運賃も安いという2つのメリットがあります。

↓こちらはバスの路線図一覧です。アプリもあります。

旅行者の多くが利用するバスは「A10」「A11」「A12」「A20」「A21」のどれかに当てはまると思います。特にネイザンロードを走る「A21」は最も利用者が多く、日中は8分に1本の割合でバスが運行しています。

尖沙咀(チムサーチョイ)まで40～50分はかかるので、空港発のバスが満員であれば、次のバスを待ちましょう。

バス番号	行き先	料金(香港ドル)	時間間隔(分)
A10	西營盤、香港大学、ケネディータウン	48	30
A11	上環、中環、金鐘、湾仔、銅鑼灣、天后、北角(ノースポイント)	40	15～35
A12	湾仔、北角、太古、西湾河、柴湾	45	20～45
A20	美孚、長沙湾、深水埗、太子、旺角、油麻地、佐敦、尖沙咀、紅磡(ホンハム)	33	60
A21	大角咀、太子、旺角、油麻地、佐敦、尖沙咀、紅磡(ホンハム)	33	8～20
A22	佐敦、紅磡、土瓜灣、九龍城、新蒲崗、彩虹、牛池湾	39	15～40
A26	黃大仙、牛池灣、彩雲	42	60
A29	樂富、黃大仙、鑽石山、牛池湾、彩虹、九龍灣、觀塘	42	15～60

※「A12」は、香港島ではハーバー側のバイパスを通るので空港から湾仔や北角へは早く到着します

※「A20」：ネイザンロードを走るが、チムサーチョイはチョンキンマンションあたりまでは行かず、ミラホテルで停車後、一気にハーバーシティに行くため注意

↓ネイザンロードを走る「A21」について詳しく書いています。

通常のエアポートバスのバス番号は頭に「A」がついていますが、深夜バスは頭にNightの「N」がついています。

バス番号	行き先	料金(香港ドル)	出発時間
N11	九龍駅、佐敦、尖沙咀、紅磡駅、銅鑼灣、灣仔、金鐘、中環、上環	31	※
N21	美孚、長沙灣、深水埗、太子、旺角、油麻地、佐敦、尖沙咀	23	00:20～04:40(20～30分間隔)
N23	慈雲山/Tsz Wan Shan (North)	23	00:15, 01:10
N26	油塘/Yau Tong	23	0:20
N29	將軍澳/Tseung Kwan O (Po Lam)	24	03:50, 04:20, 04:50